世界資源研究所(WRI)は、国連の持続可能な開発目標(SDGs、通称グローバルゴールズ)やパリ協定の気候目標の達成に向けて、各国や都市、企業などが地球規模で連携して革新的解決策を探る、「グリーン成長とグローバルゴールズ2030のためのパートナーシップ」(P4G)が発足することを明らかにした。重点分野はエネルギーや水、生態系の回復、持続可能な土地利用、食料システム、持続可能な都市、循環経済である。チリ、デンマーク、エチオピア、ケニア、韓国、メキシコ、ベトナムが主導して国境や部門等を越えた連携を促進し、持続可能な経済成長につながる解決策を追求するという。具体的な取組例として、住宅課題の解決策となる事業モデルの設計や水関連施設の省エネが想定される。取組が進めば、最低でも12兆ドルの経済効果が、また発展途上国を中心に2030年までに3億8000万人の新規雇用が生まれる可能性がある。なお、P4Gに対しては、デンマーク政府が提供する年間400万ドルの他、複数の基金からも金融支援が見込まれている。
情報源 | 世界資源研究所(WRI) プレスリリース |
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国・地域 | アメリカ |
機関 | 世界資源研究所(WRI) |
分野 | 地球環境 環境総合 |
キーワード | 世界資源研究所 | WRI | パートナーシップ | 経済成長 | グリーン成長 | SDGs | 持続可能な開発 | パリ協定 | 気候目標 |
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