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 中国気象局、気象ビッグデータ2018年版を公表

発表日:2018.12.10


  中国気象局(CMA)は「中国気象ビッグデータ2018年版」で、気象データが輸送やエネルギー、農業、公共管理などに広く利用され、災害管理にも役立ったと報告した。気象ビッグデータとは、気象関連サービスや研究でのデータ収集と処理、予測、保管、アーカイブ等で生成される様々な種類のデータを指す。データ源は気象観測、気象関連プロダクト、インターネット上などの気象データで、種類・量とも多く更新が速い。中国の気象部門は、2001年に気象科学データ共有への初回試験運用を実施してから、各種産業や国民に大量のデータを提供してきた。現在、2000を超える研究・教育機関、企業ほぼ1000社、個人は20万人以上が中国気象データサービスセンターに登録し、ビックデータ技術の恩恵を受けているという。データは国の災害管理でも重要な役割を果たしている。CMAによると2017年に国は21万件を超える早期警戒情報を発し、1016件の地質災害の被害を回避した。「風雲」気象衛星と外国の衛星データとを組み合わせ、シアノバクテリア大量発生の管理も支援した。

情報源 中国気象局(CMA) プレスリリース
国・地域 中国
機関 中国気象局(CMA)
分野 地球環境 環境総合
キーワード 中国気象局 | シアノバクテリア | 気象衛星 | 気象データ | 気象ビッグデータ | 災害管理 | 気象科学データ | 国気象データサービスセンター | ビックデータ技術 | 風雲
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