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 途上国9か国、ボン気候変動会議で2020年までの気候行動を発表へ

発表日:2019.04.17


  国連気候変動枠組条約(UNFCCC)によると、2019年6月19日にボン気候変動会議の「促進的意見の共有(FSV)」ワークショップで、途上国が2020年までの温室効果ガス排出削減の取組について発表することが決まった。発表するのは、アルメニア、ブラジル、ナイジェリア、韓国、南アフリカ、タイ、北マケドニア、ウルグアイ、ベトナムの9か国となる。各国および世界規模の効果的な気候行動には透明性が鍵となる。温室効果ガス排出削減の報告のみならず、気候変動に対する回復力構築、資金動員、技術移転、能力構築に関しても透明性が重要になる。FSVワークショップでは、これまでの成果、革新的気候行動、課題克服の経験、南北・南南協力を通じた支援などについて情報を共有する。これは、国別報告書や技術分析報告書、FSVからなるパリ協定透明性枠組に基づいている。UNFCCCの全締約国は5月19日まで発表国に対する事前質問を提出でき、当日の様子はインターネットで中継される。

情報源 国連気候変動枠組条約(UNFCCC) ニュース記事
国・地域 国際機関
機関 国連気候変動枠組条約(UNFCCC)
分野 環境総合
キーワード 気候変動 | 温室効果ガス | 国連気候変動枠組条約 | 気候行動 | パリ協定 | ボン気候変動会議 | 促進的意見の共有
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