国連気候変動枠組条約(UNFCCC)によると、ベナンのコトヌーで開催されたアフリカ・カーボン・フォーラムが、パリ協定に基づく各国の気候行動の実施と持続可能な開発において、アフリカ諸国はより緊密に協力する必要があると結論づけられ閉幕した。アフリカ大陸では人口の3分の2が農業で生計を立てており、気候変動に対する回復力のある経済と成長の道筋を確保することが重要だという。フォーラムには600人以上の実務家、専門家、政策決定者などが参加し、アフリカ大陸全体の持続可能な開発と温室効果ガス排出削減のための金融資源動員方法などを協議した。パリ協定のもとで各国が既に策定した約束と共に、アフリカの大臣らは低炭素型社会への移行の気運を高めることの重要性を強調、民間部門や都市などの非国家主体も気候行動の意欲を示した。また、持続可能な開発を推進するための新たなパートナーシップの必要性も確認した。フォーラムは2006年に起ち上げられたナイロビ・フレームワーク・パートナーシップのもと、UNFCCCや世界銀行などが共催した。
情報源 | 国連気候変動枠組条約(UNFCCC) プレスリリース |
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国・地域 | 国際機関 |
機関 | 国連気候変動枠組条約(UNFCCC) |
分野 | 地球環境 環境総合 |
キーワード | 温室効果ガス | UNFCCC | アフリカ | ナイロビ | 国連気候変動枠組条約 | 低炭素型社会 | 持続可能な開発 | 気候行動 | ベナン | パリ協定 |
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