国連環境計画(UNEP)によると、国連本部で開催されている持続可能な開発のためのハイレベル政治フォーラムで、グリーン成長に関する情報共有の場として新たに「グリーン企業プラットフォーム」と「グリーン金融プラットフォーム」が立ち上げられた。前者は、中小企業に対し、グリーン経営のための知識や、それが収益改善につながる根拠などを提供する。後者は、金融業界に対し、グリーン経済への移行や移行の進捗評価に資する金融イノベーションの情報を一元的に提供するもので、自然資本のリスクと機会や責任ある金融業の基本理念などを評価できるツールを用意する。両者の基盤となるのが、グリーン成長に関する知識やデータの蓄積・共有等を目的に、経済協力開発機構(OECD)やUNEP、世界銀行などが設立した「グリーン成長ナレッジ・プラットフォーム」(GGKP)である。このプラットフォームでは、各国が環境配慮型の政策決定を行う上で役立つ情報が検索できる。パリ協定の目標達成に向け、グリーン経済への移行を支援する実務的で特化型の知識が一層必要になっているという。
情報源 | 国連環境計画(UNEP) プレスリリース グリーン成長ナレッジ・プラットフォーム(GGKP) ウェブサイト |
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国・地域 | 国際機関 |
機関 | 国連環境計画(UNEP) |
分野 | 環境総合 |
キーワード | 環境配慮 | 持続可能 | 国連環境計画 | グリーン経済 | グリーン成長 | ハイレベル政治フォーラム | 国連本部 | グリーン企業プラットフォーム | グリーン金融プラットフォーム | グリーン成長ナレッジ・プラットフォーム |
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