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 アメリカエネルギー省、スマートグリッド・ビジョンと支援策を公表

発表日:2009.09.21


  アメリカエネルギー省のチュー長官は、2009年グリッドウィーク会議の席で、再生可能エネルギーの成長や消費者の省エネを促し、持続的・長期的な経済発展の土台となる電力インフラとして、スマートグリッドの実現と電力系統の近代化を目指すビジョンを提示。さらに、スマートグリッドへの移行を促す2件の助成プログラムを公表した。一つはスマートグリッドの職業訓練のためのもの(1億ドル)で、1)電力業界での職業訓練のモデルとなるようなカリキュラムやプログラムの開発、2)電力会社や電機部品メーカーにおけるスマートグリッド技術等に関する職員の研修プログラムの実施に充てられる。もう一つは、各州で電力事業を調整・監督している公益事業委員会(PUCs)に対する補助(4,400万ドル)で、提案されている膨大な数のプロジェクト(省エネ、再生可能エネルギー、スマートグリッド、CO2回収・貯留等)を、アメリカ復興・再投資法に従って迅速に審査するために必要な職員の雇用・維持に充てられる。

情報源 アメリカエネルギー省(DOE) プレスリリース
国・地域 アメリカ
機関 アメリカエネルギー省(DOE)
分野 地球環境
キーワード 再生可能エネルギー | 省エネルギー | アメリカエネルギー省 | スマートグリッド | 助成 | ビジョン | 電力 | 職業訓練
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