アメリカエネルギー省(DOE)は、2009年6月25日、スマートグリッド技術の導入や送電インフラの整備に39億ドルを助成し、その申請を受け付けると発表した。これは送電網を近代化して、再生可能エネルギーによる電力を組み込めるよう支援するもので、米国内の送電・配電システムの信頼性や効率性、安全性も増す。助成の内訳は、既存のスマートグリッド技術の出来るだけ早い導入や購入等を支援する「スマートグリッド投資助成プログラム」に総額33億ドル、費用対効果の高い新しいスマートグリッド技術や機器等の実証試験に利用される「スマートグリッド実証プログラム」に総額6億1500万ドルとなっている。事業1件当たりの助成額は、「スマートグリッド投資助成プログラム」で最高2億ドル、「スマートグリッド実証プログラム」で最高1億ドル。DOEのチュー長官は、送電網の最新化に投資することで、家庭や企業の電気代を削減し、石油への依存度を軽減し、クリーンエネルギーの将来を切り開くのに役立つと期待を示した。
情報源 | アメリカエネルギー省(DOE) プレスリリース |
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国・地域 | アメリカ |
機関 | アメリカエネルギー省(DOE) |
分野 | 地球環境 |
キーワード | 再生可能エネルギー | アメリカエネルギー省 | DOE | 実証 | クリーンエネルギー | スマートグリッド | 送電 | 配電 | 助成 |
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