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 気候エネルギーソリューションセンター等、電気トラックの普及に向けた課題を分析

発表日:2020.02.24


  アメリカの気候エネルギーソリューションセンター(C2ES)や大手小売業界団体らは、電気トラックの普及に向けた課題や機会を分析し、小売業者や運輸業者が導入する際の資金面の障壁に関する報告書及び電気トラックに関する調査報告書をまとめた。併せて、電気トラックを導入した場合の初期費用を含めた経費を試算できるエクセル形式のツールも公表している。前者の報告書によると、充電コストの低下と車両購入に対する補助金などの奨励策によって、電気トラックのコスト競争力は著しく高まる。特に、運行事業者が敷地内に充電所を整備することは、充電コストの抑制と運転時間外充電による生産性維持などの観点から、電気トラックのコストを抑えるうえで重要である。また後者の報告書は、車両メーカー及び電気トラックを試験導入している小売業者や運輸業者へのインタビューも行って、電気トラックの現状や展望等を調査したものである。導入企業側は、充電インフラの拡充と車両購入に対する奨励策の重要性を指摘すると共に電気トラックの環境・健康面の利点を挙げている。

情報源 気候エネルギーソリューションセンター(C2ES) プレスリリース 車両調達分析ツール 小売業者やトラック運送会社のための電気トラックに関する調査報告書(PDF)
国・地域 アメリカ
機関 気候エネルギーソリューションセンター(C2ES)
分野 環境総合
キーワード 充電インフラ | アメリカ | 気候エネルギーソリューションセンター | 小売業者 | 電気トラック | 大手小売業界団体 | 充電コスト | 運転時間外充電 | 車両メーカー | 運輸業者
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