国連環境計画(UNEP)は、ウガンダがUNEPの「クリーン・シー・キャンペーン」に参加したと発表した。東アフリカの内陸国であるウガンダは、ビクトリア湖を擁するアフリカの五大湖地域の一部である。しかし、ビクトリア湖とその周辺の生態系では、数十年にわたる持続不可能な生産や不十分な廃棄物処理などによって、生物多様性の衰退、気候変動、汚染の蔓延が引き起こされており、ウガンダにおいては、プラスチックや漁具などの廃棄物や農業からの栄養分の流出といった汚染が起きている。最近の調査では、ビクトリア湖の魚の約5分の1がプラスチックを摂取していたという結果が出ており、また、数地点の表層水にマイクロプラスチックの混入が確認されている。ウガンダでは様々な要因でプラスチック禁止令の施行が遅れているが、同キャンペーンに参加することで、ウガンダ国民や他国民がより持続可能な代替手段を採用する意識を加速させると期待される。
情報源 | 国連環境計画(UNEP)プレスリリース |
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国・地域 | 国際機関 |
機関 | 国連環境計画(UNEP) |
分野 | ごみ・リサイクル 水・土壌環境 |
キーワード | 廃棄物処理 | 生物多様性 | 気候変動 | 国連環境計画 | 東アフリカ | 漁具 | ウガンダ | クリーン・シー・キャンペーン | ビクトリア湖 | プラスチック禁止令 |
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