アメリカ環境保護庁(EPA)は、気候変動が大気や水に及ぼす影響に関する全国25大学の研究に対し、「成果達成のための科学(STAR)助成プログラム」から1700万ドルを助成すると発表した。今回の助成対象の研究テーマは次の4つ。(1)気候変動とアレルギー:慢性アレルギー疾患が1970年代以降増加していることを考慮し、雑草や草木によるアレルギー物質の発生、拡散等に対する気候変動の影響、健康への影響について研究する。(2)気候変動と大気質: 気候変動、土地利用、産業技術が、今後40年間で、オゾンや粒子状物質に及ぼす影響について研究し、大気汚染対策と気候変動を考慮した大気質管理システムの構築に役立てる。(3)気候変動と水資源:気候変動は、気温、降水量、日射、湿度、風況、海面の高さに影響を及ぼすが、水系の気候変動の影響の受けやすさについて評価を行う。(4)気候変動と炭素隔離:安全で効果的な炭素隔離・貯留手法について研究し、CO2の地中挿入に伴う環境と地下水への影響について調べる。
情報源 | アメリカ環境保護庁(EPA) プレスリリース |
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国・地域 | アメリカ |
機関 | アメリカ環境保護庁(EPA) |
分野 | 地球環境 健康・化学物質 大気環境 水・土壌環境 |
キーワード | CCS | 大気汚染 | 気候変動 | 水資源 | オゾン | アメリカ環境保護庁 | EPA | 粒子状物質 | 炭素隔離・貯留 | アレルギー |
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