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 欧州委員会、環境技術実証パイロットプログラムを開始

発表日:2011.12.15


  欧州委員会は、最先端の環境技術を開発する企業に市場への道を開くため、新規開発技術の性能を検証・評価する環境技術実証(ETV)パイロットプログラムを開始した。ETVは、新技術の性能に関して科学的根拠のある情報を独立した立場から提供することによって、その性能の信頼性を証明し、技術購入者や投資家のリスクを軽減し信頼を高めることを目的としている。同プログラムは、任意で行われ、当面は、1)水処理およびモニタリング、2)素材・廃棄物・資源、3)エネルギー技術の3分野で、特に新技術の性能を証明することが困難である中小企業を対象に実施して、実証施設や試験の重複を軽減する。ETVの取組が進む北米やアジアなどEU以外の市場への輸出促進にもつながるとされる。同プログラムは、新たなエコイノベーション行動計画のひとつとして、これまでETVの推進7か国や多くの利害関係者の協力により準備が進められてきた。今後は、実証機関の認定に着手し、実証試験申請を募集するという。

情報源 欧州委員会 プレスリリース
国・地域 EU
機関 欧州委員会
分野 地球環境 ごみ・リサイクル 水・土壌環境 環境総合
キーワード 環境技術 | 実証 | エネルギー | 中小企業 | 水処理 | 欧州委員会 | 廃棄物 | イノベーション | 信頼性 | パイロットプログラム
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