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 韓国、廃プラスチック回収リサイクル自主協定により2011年に1834億ウォンを節約

発表日:2012.07.25


  韓国環境公団(KECO)は7月24日、廃プラスチック回収リサイクル自主協定の2011年の実績を発表した。この協定はプラスチックの製品や包装材の製造業者・輸入業者が韓国環境省と自主的に締結するもので、2011年には777社が参加した。リサイクルのために回収された廃プラスチックは総量18万トンにのぼった。その経済効果は1834億ウォンで、内訳は、埋め立て・焼却費用の節約が484億ウォン、リサイクルされたプラスチックの市場価値が1350億ウォンである。自主協定に参加した企業にとっても、廃棄物処理課徴金が免除され、総額479億ウォンの節約となった。雇用の面では、1269の環境関連の雇用を生み出した。また、プラスチック廃棄物を埋め立てたり焼却に回したりせずにリサイクルしたことで、温室効果ガスの排出は20万2000トン削減された。今年5年目となるこの協定は、着実に経済効果を発揮する安定的なシステムになったという。

情報源 韓国環境部(MOE) プレスリリース
国・地域 韓国
機関 韓国環境部(MOE)
分野 ごみ・リサイクル 環境総合
キーワード 廃棄物処理 | リサイクル | 温室効果ガス | 回収 | 廃プラスチック | 協定 | 韓国環境部
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