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 デンマーク、グリーンビジネスの経済への貢献を示す初の統計データを発表

  デンマーク政府は、グリーンビジネス（環境配慮型の技術や商品・サービス）の今後の展開と同国経済における重要性を統計的にとらえるため、国内企業のグリーンビジネスのデータをまとめ報告書として発表した。これによると、新興市場向けの輸出の増加により、2010年のグリーンビジネスの売上高は、国内企業の総売上高の9.2%にあたる2500億デンマーククローネ（DKK）、輸出額は、輸出総額の10.4%にあたる800億DKKにものぼるという。約2万2000社が何らかのグリーンビジネスを生産・販売しており、国内企業で働く全従業員の8.5%（10万6000人）がこれに携わっている。経済全体にわたり様々な企業が様々な方法でグリーン経済への移行に貢献しており、中でも再生可能エネルギー技術や廃棄物管理などの分野における成長が顕著だという。今回の報告書は、欧州委員会統計局（Eurostat）のガイドラインに従って初めて作成されたもので、デンマークのグリーン成長を論じる際の基本的統計資料として今後も続けていくとしている。