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出光興産（株）など、高知市に木質バイオマス発電事業の合弁会社を設立
発表日：2013.01.23
出光興産（株）、土佐電気鉄道（株）、高知県森林組合連合会の三者は、高知市に木質バイオマス発電事業の合弁会社「土佐グリーンパワー（株）」を設立したと発表した。同合弁会社では、森林資源の有効活用による森林整備への貢献、再生可能エネルギーの活用によるCO2削減、地産地消型のエネルギー事業の推進等を主旨とし、木質バイオマス発電事業への参入検討を進める。2015年4月の運転開始を目指している木質バイオマス発電所は、未利用材の破砕・乾燥工程を含んだ日本初の一体型発電所で、燃料には未利用材を100%使用し、騒音・臭気の抑制、緑地の設置等で環境配慮型の発電所となる。また、年間予想発電量は、約10,000世帯分に相当する約3,600万kWhで、年間2万トンのCO2を削減できるという。同社では、発電したグリーン電力を路面電車の走行などに用いる予定で、同事業を通じ、森林再生、再生可能エネルギーの活用によるCO2削減、地域産業の振興等に貢献していくという。
