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 住友林業グループ、インドネシアで木質バイオマス発電によるCDM事業の排出枠を取得

発表日:2011.04.27


  住友林業グループは、グループ会社のリンバ・パーティクル・インドネシア社(RPI社)が、インドネシアで初となる木質バイオマス発電によるCDM事業の排出枠を取得したと発表した。RPI社では、製造するパーティクルボードの環境価値を高めることを目指し、事業活動によるCO2の排出量を削減する取り組みとして、従来使用していた化石燃料エネルギーを、再生可能エネルギーへ代替する事業をCDMとして申請し、2008年5月23日付で、国連のCDM理事会により承認、登録されている。今回、2011年3月1日付けで、温室効果ガスの削減クレジットであるCERが国連より発行された。これは、2009年1月から12月までの1年間分で、発行量は10,982t-CO2である。同社では、今回発行されたCERを、同社グループの地球温暖化対策への活用や、環境問題やCSRに取り組む企業へ販売を行う予定でおり、様々な用途に応じた排出枠の取り扱いを推進していくという。

情報源 住友林業(株) ニュースリリース
機関 住友林業(株)
分野 地球環境
キーワード CO2 | バイオマス発電 | 国連 | CDM | 住友林業 | インドネシア | 排出量 | 排出枠 | 木質バイオマス | CER
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