国土交通省は、平成25年1月22日にマレーシア・クアラルンプールで開催した「日・マレーシア グリーンビルディング/シティ関連技術普及セミナー」の結果概要を公表した。同セミナーは、日本とマレーシアにおける環境性に優れた建築物や都市についての情報交換を行うもの。両国の環境性に優れた建築物や都市を普及させるための取組みが紹介され、日本からは評価手法であるCASBEE(建築環境総合性能評価システム)の概要のほか、プトラジャヤ等におけるCASBEE都市を活用したケーススタディの取組み、地方公共団体等における取組みについて説明が行われた。マレーシアからは、都市の持続性に関する独自の評価手法であるMURNInetsの概要のほか、プトラジャヤとイスカンダルにおける具体的な開発計画等について説明が行われた。同省では、これらの成果を踏まえ、同国との一層の協力関係を推進するとともに、我が国企業等の海外展開を後押ししていくという。