国内ニュース


 兵庫県、「兵庫県版レッドデータブック」の鳥類を改訂

発表日:2013.03.29


  兵庫県は、「兵庫県版レッドデータブック」の鳥類を改訂したと発表した。同県では、兵庫県版レッドデータブックを平成7年に他県にさきがけて策定し、平成15年に改訂を行ったが、新たな生物情報の蓄積が進んできたことから、平成21年度からは2度目の改訂作業を分野別に進めている。今回、平成24年度は鳥類の改訂を行った。選定種は153種となり、2003年版(97種)から56種増加した。また、全体において、新たな調査や研究によって生息状況に関する情報量が増加するなど、知見の蓄積が進んだことにより新たに選定された種(59種)や、ランクが変更された種(44種)が多くみられた。さらに、「いまみられない」から「絶滅」にランク名称を変更したことにより、同ランクは2003年版から6種減少して1種となった。同県では、市町・関係部局等へ周知を図るとともに、絶滅危惧種等のリスト、種ごとの写真や分布域等を県ホームページに掲載して周知するほか、自然保護指導員研修会等の場を通じて普及啓発するという。

情報源 兵庫県 記者発表資料
兵庫県 記者発表資料(PDF)
兵庫県 兵庫県版レッドデータブック2013(鳥類)
機関 兵庫県
分野 自然環境
キーワード 絶滅危惧種 | 兵庫県 | 自然保護 | レッドリスト | 鳥類 | 改訂 | レッドデータブック | 生息
関連ニュース

関連する環境技術