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 環境省、海洋生物の希少性評価の検討結果を公表

発表日:2013.04.05


  環境省は、海洋生物の希少性評価の検討結果を公表した。平成23年3月に決定された「海洋生物多様性保全戦略」では、「海洋生物の希少性等の評価」の推進が位置づけられるなど、海洋生物に対する関心が高まっており、保全及び持続可能な利用にあたって海洋の生物多様性の現状を適切に把握・評価する必要がある。これを受け、同省では、平成24年度に「海洋生物の希少性評価検討会」を設置し、海洋生物の希少性評価(海洋生物のレッドリスト)の検討を開始した。今回、具体的に種の絶滅のおそれを評価するに当たり、基本的評価方法、評価対象種の基本的条件、評価体制等について、検討した結果を公表した。基本的評価方法として、環境省レッドリスト(陸域)の評価方法を基本とすること等が、示された。同省では、平成25年度以降、具体的に種の絶滅のおそれの評価作業を行い、平成28年度を目途に海洋生物に係るレッドリストを公表する予定という。

情報源 環境省 報道発表資料
機関 環境省
分野 自然環境
キーワード 海洋生物 | 生物多様性 | 環境省 | 持続可能 | 絶滅危惧種 | レッドリスト | 評価 | 保全 | 希少性
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