環境省は、被災地産オフセット・クレジット(J-VER)を活用した被災地復興支援のカーボン・オフセットを実施したと発表した。同省では、「オフセット・クレジット(J-VER)制度を活用した復興支援にかかる事業者支援事業」により、被災地産J-VER等の買い手となる企業や自治体等の団体を対象としたマッチング支援、被災地産J-VER等の活用を通じたカーボン・オフセットの認知度向上を行ってきた。今回、同事業を活用し、日本興亜損害保険(株)が、これまでの取組によるオフセット量としては最大となる8,000tのカーボン・オフセットを行った。J-VERの主な取得先は、1)岩手県(自治体):森林吸収1,780t、2)宮城県(自治体):森林吸収1,650t、3)津南町森林組合(森林組合):森林吸収1,320t、4)大船渡市(自治体):排出削減1,250t。