環境省は、公共用水域の放射性物質モニタリングにおける追加測定結果(10月-12月採取分)を公表した。同省では、モニタリング調整会議において決定された総合モニタリング計画に基づき、継続的に水環境(公共用水域(河川、湖沼・水源地、沿岸)等)の放射性物質モニタリングを実施している。今回、各県の調査地点のうち、底質から放射性セシウムが比較的高濃度に検出された地点等について、放射性ストロンチウム(Sr-90)の追加測定を実施した。測定地点は、宮城県:7地点、福島県:44地点、茨城県:5地点、栃木県:2地点、群馬県:2地点、千葉県:4地点、東京都:1地点の合計65地点。その結果、今回の測定で底質から検出されたSr-90の濃度は1.1~93Bq/kg(乾泥)で、避難指示区域内の一部地点を除き、事故以前に全国で観測されていたSr-90の測定値(土壌試料:0.20~14Bq/kg)の範囲内であった。
情報源 |
環境省 報道発表資料
栃木県 報道発表資料 群馬県 報道提供資料 |
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機関 | 環境省 栃木県 群馬県 |
分野 |
健康・化学物質 水・土壌環境 |
キーワード | モニタリング | 環境省 | 公共用水域 | 河川 | 湖沼 | 底質 | 放射性物質 | 放射性セシウム | 総合モニタリング計画 | 放射性ストロンチウム |
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