(株)東芝は、超臨界CO2サイクル火力発電システムの燃焼器実圧燃焼試験に成功したと発表した。超臨界CO2サイクル火力発電システムは、既存のガスコンバインドサイクル発電システムと同等の発電効率を有しながら、CO2を分離・回収する設備を別に設置することなく、高純度の高圧CO2を回収することができるシステム。また、燃料である天然ガスの燃焼には空気の代わりに酸素を用いるため、燃焼による窒素酸化物も発生しない環境調和型の火力発電システムを実現することができる。今回、米国のネットパワー社、ショー・グループ、エクセロンとの共同開発において、重要部品であるガスタービン用燃焼器の目標圧力(300気圧)での実圧燃焼試験に成功した。4社は今後、パイロットプラントを米国内に2015年に建設し、実証試験を経た上で2017年に250MW級プラントの商用化を目指すという。
情報源 |
(株)東芝 プレスリリース
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機関 | (株)東芝 |
分野 |
地球環境 |
キーワード | CCS | NOx | 火力発電 | 東芝 | 回収 | 貯留 | 米国 | 試験 | CO2分離 | 燃焼器 |
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