愛知県は、平成24年度の内分泌かく乱化学物質等環境調査結果を公表した。同調査は、国が行った生態系への内分泌かく乱作用による影響に関する試験結果で、魚類に対して内分泌かく乱作用を有することが推察された物質等について、環境中の状況を把握するため、実施しているもの。今回は、県内河川7地点、海域3地点において、水質9物質、底質1物質、水生生物(魚類)1物質を対象として調査を実施。水質では、ノニルフェノールが、生態リスク予測無影響濃度を上回ったが、内分泌かく乱作用試験における予測無影響濃度は下回っていた。底質、水生生物(魚類)では、ノニルフェノールが調査を実施した1地点で検出された。同県では、化学物質の内分泌かく乱作用に伴う環境リスクに対する国による評価の結果に迅速に対応するために、引き続き適切な環境調査を実施していくとともに、国等からの情報収集、科学的知見の集積に努めるという。
情報源 |
愛知県 記者発表
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機関 | 愛知県 |
分野 |
健康・化学物質 水・土壌環境 |
キーワード | 生態系 | 化学物質 | 水質 | 底質 | 環境リスク | 愛知県 | 魚類 | 影響評価 | 内分泌かく乱物質 | ノニルフェノール |
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