住友林業(株)と住友共同電力(株)は、未利用の林地残材や間伐材等を利用したバイオマス発電会社である「紋別バイオマス発電(株)」と発電所に供給する燃料チップ製造会社である「オホーツクバイオエナジー(株)」の2社を合弁で設立し、北海道紋別市においてバイオマス発電事業を開始することを決定したと発表した。2012年7月に再生可能エネルギーの固定価格買取制度(FIT制度)が導入されたことにより、林地残材を活用したバイオマス発電事業の事業化に道が開けたもの。発電規模50MWのバイオマス発電施設を建設し、燃料は隣接して設置する燃料チップ製造会社からの供給のほか、地域の他社チップ工場から購入する木質チップや輸入PKS(ヤシの実の殻)、補助燃料として一部石炭を利用する計画。オホーツク周辺地域から集荷される林地残材や間伐材が主燃料となるため、地域の林産業関係者や自治体からの協力を得て、林業と発電事業が連係した仕組みの構築を図っていくという。なお、発電所は2014年9月に着工し、2016年12月から営業運転開始する予定。
情報源 |
住友林業(株) ニュースリリース
住友共同電力(株) トピックス(PDF) |
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機関 | 住友林業(株) 住友共同電力(株) |
分野 |
地球環境 |
キーワード | バイオマス発電 | 木質チップ | 住友林業 | 住友共同電力 | 北海道 | 間伐材 | ヤシ殻 | 発電施設 | 紋別市 |
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