神奈川県は、川崎市川崎区池上新田公園前測定局(池上局)において二酸化窒素(NO2)が高濃度になると予測されるときに、電子メールによる情報提供を行うと発表した。産業道路(東京大師横浜線)の池上局では、これまでに一度もNO2の大気環境基準を達成しておらず、特に11月から2月は、気象条件から自動車排出ガスが滞留し、NO2が高濃度になる日が多くなる。今回、臨海部の事業者などを中心にメールの登録を呼びかけ、低公害車の配車、高速道路への迂回、エコドライブの実施などへの協力を求める。実施期間は平成25年11月1日から平成26年2月28日までで、前日の午後3時半頃に判定を行い、高濃度になると予測されるときにメールを送信する。また、同県では、平成25年から11月を「かわさき産業道路NO!NOx(ノー!ノックス)月間」とし、啓発活動等を集中して行うという。