神奈川県は、「神奈川県自動車排出窒素酸化物(NOx)及び粒子状物質(PM)総量削減計画」を策定したと発表した。同県では、これまで、平成15年7月に策定した前計画に基づき、平成22年度を目標年度として、すべての常時監視測定局における二酸化窒素(NO2)及び浮遊粒子状物質(SPM)に係る環境基準の達成を目指してきた。その結果、平成23年度にはNO2は常時監視測定局92局中91局で環境基準を達成し、SPMはすべての常時監視測定局で環境基準を達成したが、継続的・安定的に達成しているとは言いがたい状況である。そこで今回、平成23年3月に国が定めた「総量削減基本方針」を受け、平成32年度を目標年度(平成27年度を中間目標年度)とした新たな計画を定めた。今後は、この計画に基づき、国、県、市町村、県警、道路管理者、関係団体、荷主、発注者、運送事業者等が連携して各種施策に取り組んでいくという。
情報源 |
神奈川県 記者発表資料
神奈川県 自動車NOx・PM総量削減計画 |
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機関 | 神奈川県 |
分野 |
大気環境 |
キーワード | NOx | 計画 | PM | SPM | 測定局 | 環境基準 | NO2 | 神奈川県 | 常時監視 | 総量削減 |
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