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 神奈川県、かながわ里地里山保全等促進指針を改定

発表日:2014.03.28


  神奈川県は、かながわ里地里山保全等促進指針を改定したと発表した。里地里山には良好な景観の形成、生物の多様性の確保などの多面的機能があるが、近年は産業構造などによりその多面的機能が失われつつある。そこで、同県では、平成20年4月に里地里山の多面的機能の発揮と次世代への継承を図ることを目的として「神奈川県里地里山の保全、再生及び活用の促進に関する条例」を施行した。今回、里地里山の保全等の促進に関する施策の総合的かつ計画的な推進を図るため平成21年3月に定めた「かながわ里地里山保全等促進指針」について、里地里山を取り巻く環境の変化に対応するため改定した。改定の主な内容は、1)農林地等の保全等の活動や地域資源を生かした経済的な取組の支援、2)積極的な情報発信や、ボランティア育成・登録の仕組みの検討、企業や大学等の多様な主体と連携の促進、3)活動を進める上での課題の解決、助言・調整を行う仕組づくり。また、大学や研究機関等と連携し、活動の効果の検証・評価を実施し、その結果の積極的な情報発信、となっている。

情報源 神奈川県 記者発表資料
神奈川県 かながわの里地里山
機関 神奈川県
分野 自然環境
キーワード 生物多様性 | 環境保全 | 神奈川県 | 景観 | 条例 | 指針 | 里地里山 | 環境再生
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