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国土交通省、国土審議会水資源開発分科会調査企画部会「総合水資源管理について（中間とりまとめ）」を公表
発表日：2008.10.01
国土交通省は、国土審議会水資源開発分科会調査企画部会による「総合水資源管理について（中間とりまとめ）」を公表した。この報告は、気候変動等によるリスクを踏まえた水資源分野での対応策について、平成20年３月から進めてきた検討の中間とりまとめを行ったもの。国内の水資源については、地球温暖化に伴う大規模渇水の発生や高潮災害が懸念され、同じ水系の水資源に依存する地域の中での利害調整や合意形成が必要な課題が顕在化している。こうした状況を踏まえ、同報告では、今後の水資源政策として、一つの水系に依存する流域を単位とした水にかかわる主体が連携・調整しながら、水量と水質、表流水と地下水、平常時と緊急時を総合的、一体的に考え、対策の適切な組合せ、適切な順序での施策を行うことが必要であり、従前の“開発”を主とする方策から、「総合水資源管理」へと転換することを提案している。
