大日本印刷(株)は、東邦ガス(株)、西部ガス(株)と共同で、家庭の省エネ対策を提案する省エネ診断ソフトを開発したと発表した。一般ガス事業者では、省エネ・CO2削減、暮らしの改善などの情報提供への顧客からの期待も高く、生活者との円滑なコミュニケーション、顧客との絆づくりが重要になっている。今回開発したソフトは、顧客の家族人数、使用機器の種類や利用状況等にもとづき、水道光熱費のシミュレーションや設備性能の診断を行い、省エネ・省CO2対策とその効果等を提案するもの。東邦ガス及び西部ガスでは、専用のタブレット端末を活用した診断を通じて利用者のニーズを把握し、水道光熱費のシミュレーションに基づく改善提案や省エネ行動のアドバイスを行うことにより、高効率で快適・安全なガス機器の拡販やリフォームの提案につなげていくという。大日本印刷では今後、同ソフトの普及を通じて、住まいのソリューション提案力の強化と省エネ機器の普及拡大を支援し、顧客の快適な暮らしを実現していくという。