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 農水省、「ため池の放射性物質対策技術マニュアル基礎編」を公表

発表日:2014.11.19


  農林水産省は、「ため池の放射性物質対策技術マニュアル基礎編」を取りまとめたと発表した。同省では、これまで、福島県や(独)農業・食品産業技術総合研究機構農村工学研究所等の関係機関と連携して、「ため池等汚染拡散防止対策実証事業」により、ため池における放射性物質による汚染の実態把握、それによる利用・管理への影響の把握及び影響を低減するための対策技術の開発・実証に取り組んできた。今回のマニュアルは、これらの結果を踏まえて、営農再開・農業復興の観点から必要となるため池の放射性物質対策を、市町村等が効果的かつ効率的に取り組めるよう、調査計画の考え方等を取りまとめたもの。ため池における放射性物質対策の「基本的な考え方」、対策の検討に必要な「基礎調査」及び「計画」の手順や方法、留意点等について記載している。同省では、平成26年度内に放射性物質対策の積算・施工に係る「ため池の放射性物質対策技術マニュアル施工編(仮称)」を取りまとめる予定。また、今後の知見の蓄積を踏まえ、随時改訂を行っていくという。

情報源 農林水産省 報道発表資料
機関 農林水産省
分野 健康・化学物質
水・土壌環境
キーワード 農林水産省 | 計画 | 調査 | マニュアル | 環境汚染 | ため池 | 福島県 | 放射性物質 | 農村工学研究所
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