(株)東芝は、英国スコットランドで、風力・太陽光発電を用いて水素を生成・貯蔵して電力を安定供給するとともに、水素を燃料とする業務用ハイブリッド車両を運用する大規模水素実証試験に参画すると発表した。これは、スコットランド地方政府の公募に、水素関連設備を運用する非営利企業BGH社とファイフ州など8団体と共同で提案したもの。同社は、電気の需給予測に基づく水素の製造・貯蔵の最適管理を行うための「水素EMS」を提供し、システム全体の制御を担当する。実証試験では、スコットランドファイフ州のメチル港内に再開発された地域に、既設の風力発電設備と水電解装置に加え、今回、太陽光発電設備、水電解装置2台、水素貯蔵タンク、水素ステーション、燃料電池を新設。風力と太陽光により発電した再生可能エネルギーは、水電解装置により水素に変換・貯蔵される。貯蔵した水素は、水素ステーションを通じて25台の業務用ハイブリッド車両に供給するほか、燃料電池により再び電力として施設に供給するという。
情報源 |
(株)東芝 プレスリリース
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機関 | (株)東芝 |
分野 |
地球環境 |
キーワード | 風力発電 | 太陽光発電 | 燃料電池 | 水素 | 東芝 | 水素ステーション | 実証試験 | 英国 | スコットランド |
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