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 環境省、「第8次水質総量削減の在り方について(答申)」を公表

発表日:2015.12.08


  環境省は、第8次水質総量削減の在り方について、中央環境審議会の答申を公表した。東京湾、伊勢湾及び瀬戸内海では、水質汚濁を防止し、当該海域の水質環境基準を確保するため、水質汚濁防止法及び瀬戸内海環境保全特別措置法の規定により環境大臣が策定した第7次総量削減基本方針に基づき、化学的酸素要求量(COD)、窒素及びりんに係る汚濁負荷の総量削減に取り組んできた。この結果、陸域からの汚濁負荷量は着実に減少しているものの、COD、窒素及びりんの環境基準の達成状況は海域ごとに異なり、赤潮や貧酸素水塊といった問題も依然として発生している。また、「豊かな海」の観点から、干潟・藻場の保全・再生等を通じた生物の多様性及び生産性の確保等の重要性も指摘されている。今回の答申は、指定水域における水環境改善の必要性、及び対策の在り方を、とりまとめたもの。この答申を踏まえ、中央環境審議会水環境部会総量規制基準専門委員会において、第8次水質総量削減における総量規制基準の設定方法に係る検討が進められる予定という。

情報源 環境省 報道発表資料
環境省 報道発表資料
機関 環境省
分野 自然環境
水・土壌環境
キーワード 環境省 | 東京湾 | COD | 中央環境審議会 | 窒素 | 瀬戸内海 | 大阪湾 | 伊勢湾 | りん | 水質総量削減
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