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 北海道、水素社会実現戦略ビジョンを策定

発表日:2016.01.29


  北海道は、「北海道水素社会実現戦略ビジョン」を策定したと発表した。水素は、利用段階で二酸化炭素を排出せず、エネルギー効率が高いなど優れた特徴を有しており、その利活用は低炭素社会づくりに寄与するばかりではなく、エネルギーの地産地消による災害に強い安全・安心な地域づくりや水素関連産業の創出にも寄与する。今回策定した同ビジョンは、再生可能エネルギーにより製造される水素の利活用を進めるなど、低炭素社会の構築に向け、中長期的な視点から北海道における水素の利活用のあり方を示すもの。施策の展開として、1)身近な水素の利活用を通じた機運醸成(家庭用燃料電池・燃料電池自動車・水素ステーション)、2)地域特性を活かした展開、3)道民の理解の促進、4)制度的課題等への対応、をあげている。今後、ビジョンの推進のため、水素の製造から利用までの水素サプライチェーン構築の推進・導入に向けた手立てやスケジュールなどを示すロードマップを年度内に策定するという。

情報源 北海道 報道発表資料(PDF)
北海道 北海道水素社会実現戦略ビジョンの策定について
機関 北海道
分野 地球環境
キーワード 再生可能エネルギー | 燃料電池 | 低炭素社会 | 燃料電池自動車 | 北海道 | 水素ステーション | ビジョン | 水素社会
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