環境省は、平成27年の光化学大気汚染の概要を公表した。平成27年の全国における光化学オキシダント注意報・警報の発令状況は、発令都道府県数が17都府県、発令延日数が101日であり、平成26年(15都府県、83日)と比べていずれも増加した。都道府県別に見ると、埼玉県(16日)の発令延日数が最も多く、次いで千葉県(15日)が多くなっている。月別に見ると、8月(41日)の発令延日数が最も多く、次いで7月(40日)、5月(15日)が多かった。平成27年の光化学オキシダント濃度の1時間値の最高値は、7月26日の千葉県市原地域の0.201ppmであった。光化学大気汚染によると思われる被害の届出は、7月21日(1県、1名)及び7月26日の(1県、1名)の2件でいずれも千葉県(1県、2名)であり、被害の届出の件数は、調査を開始した昭和45年以降では最も少なかった。同省では今後も、効果的な光化学大気汚染対策の検討を進めていくという。
情報源 |
環境省 報道発表資料
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機関 | 環境省 |
分野 |
健康・化学物質 大気環境 |
キーワード | モニタリング | 大気汚染 | 環境省 | 濃度 | 光化学オキシダント | 注意報 | 警報 |
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