環境省は、平成25年の光化学大気汚染の概要を公表した。平成25年の全国における光化学オキシダント注意報・警報の発令状況は、発令都道府県数が18都府県、発令延日数が106日であり、平成24年(17都府県、53日)と比べて、発令都道府県数は微増、発令延日数は倍増した。発令延日数の都道府県別では東京都(17日)が最も多く、次いで神奈川県(16日)が多かった。月別では8月(63日)、7月(40日)、5月(2日)の順に多かった。また、平成25年の光化学オキシダント濃度の1時間値の最高値は、8月10日の東京都多摩北部の0.197ppmであった。一方、光化学大気汚染によると思われる被害の届出は、3都県で合計78人であり、平成24年(3府県、80人)に比べ若干減少した。都道府県別では、神奈川県(75人)、東京都(2人)の順に多く、月別では8月(59人)が最も多かった。同省では今後、光化学大気汚染について、より効果的な対策の検討を進めていくという。
情報源 |
環境省 報道発表資料
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機関 | 環境省 |
分野 |
健康・化学物質 大気環境 |
キーワード | モニタリング | 大気汚染 | 環境省 | 濃度 | 光化学オキシダント | 注意報 | 警報 |
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