環境省は、平成24年の光化学大気汚染の概要を公表した。平成24年の全国における光化学オキシダント注意報・警報の発令状況は、発令都道府県数が17都府県、発令延日数が53日であり、平成23年(18都府県、82日)と比べて、発令都道府県数、発令延日数ともに減少した。発令延日数の都道府県別では千葉県(8日)が最も多く、次いで埼玉県(7日)が多かった。一方、月別では7月(37日)、8月(6日)、9月(4日)の順に多かった。また、平成24年の光化学オキシダント濃度の1時間値の最高値は、7月26日の千葉県市原地域の0.213ppmであった。さらに、光化学大気汚染によると思われる被害の届出は、3府県で合計80人であり、平成23年(4県、69人)に比べ増加した。都道府県別では、千葉県(61人)、福岡県(13人)の順に多く、月別では、9月(61人)が最も多かった。同省では今後、光化学大気汚染について、より効果的な対策の検討を進めていくという。
情報源 |
環境省 報道発表資料
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機関 | 環境省 |
分野 |
健康・化学物質 大気環境 |
キーワード | モニタリング | 大気汚染 | 環境省 | 濃度 | 光化学オキシダント | 注意報 | 警報 |
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