和歌山県は、平成28年度住宅用太陽光発電設備導入補助金の公募を開始すると発表した(募集期間:平成28年4月1日~10月31日)。同補助金は、年間の日照時間が長い同県の地域特性を活かした自然エネルギーの利用促進を図ることにより、地球温暖化対策を推進するため、住宅用太陽光発電設備を設置しようとする者に対し、予算の範囲内において補助金を交付するもの。対象となるのは、和歌山県内の一戸建て専用・併用住宅で、自らが居住する住宅に住宅用太陽光発電設備を設置するか、同設備を設置した新築住宅を購入しようとする個人で、以下の省エネ設備の併設する場合も含む。1)家庭用蓄電池、2)家庭用燃料電池、3)自然冷媒ヒートポンプ給湯器、4)ガスエンジン給湯器。補助金額は、太陽光発電のみを設置する場合、既設住宅が2.5万円/kW(上限10万円)、新築住宅等が1.5万円/kW(上限6万円)で、省エネ設備を併設する場合は、さらに1万円/kW(上限額はさらに4万円)が上乗せされる。同県では、募集期間終了後に、採択案件を決定するという。