和歌山県は、平成24年度住宅用太陽光発電設備導入補助金の公募を開始すると発表した(募集期間:平成24年4月13日(金)~10月31日(水)消印有効)。同制度は、年間の日照時間が長い同県の地域特性を活かした自然エネルギーの利用促進を図り、家庭部門における温室効果ガス排出削減を目指すもの。対象となるのは、和歌山県内の一戸建て専用・併用住宅で、自らが居住する住宅に住宅用太陽光発電設備を設置するか、同設備を設置した新築住宅を購入しようとする個人(いずれも燃料電池や蓄電池等の省エネ設備の併設を含む)。補助金額は、太陽光発電のみを設置する場合、既設住宅が3万円/kW(上限15万円)、新築住宅等が2万円/kW(上限10万円)で、省エネ設備を併設する場合は、さらに1万円/kW(上限額はさらに5万円)が上乗せされる。応募条件は、1)平成24年3月1日から平成25年2月28日までに電気事業者と太陽光発電設備の設置を伴った電力受給契約を新たに開始すること、2)太陽電池の最大出力が10kW未満のもの、3)太陽光発電設備に係る契約又は施工工事を県内事業者に発注すること、など6項目を全て満たすこととなっている。