環境省は、平成28年度「二国間クレジット制度(JCM)資金支援事業のうち設備補助事業(JICA等と連携する事業を含む)」の採択案件を決定した(二次公募における第3回採択)と発表した。同事業は、途上国において優れた低炭素技術を活用して温室効果ガスを削減するとともに、測定・報告・検証(MRV)を行うことで、日本の貢献に応じてJCMクレジットの獲得を目指すもの。今回、同事業の執行団体である公益財団法人地球環境センター(GEC)が、平成28年9月5日から実施している二次公募における三次採択分として、メタウォーター株(株)(パートナー国:カンボジア)の「浄水場におけるインバータ導入による配水ポンプの省エネルギー化」1件を選定した。同省では今後、JCMの実施に向けた取組の一環として、これらの事業を進めていくという。なお、二次公募では、引き続き案件を募集している。