環境省は、花粉観測システム(はなこさん)を2017(平成29)年2月1日から稼働し、花粉飛散の情報提供を開始すると発表した。同省は、2002(平成14)年から花粉自動計測器の設置を全国120地点(都市部や山間部)に設置し、花粉飛散データ(1時間平均の花粉数、単位:個/m3)を観測することにより、花粉の飛散状況をリアルタイムで情報提供している。同システムでは、1)都市部の花粉飛散状況、2)花粉の発生源である山間部の花粉飛散状況、3)山間部から都市部への花粉の移動を支配する風向、風速の状況、4)花粉の飛散に影響を与える観測地点近隣における気温、降水量の状況等、をリアルタイムで把握できる。東北地域は2月中旬から、北海道地域は3月から提供を開始し、情報提供の終了は5月末の予定。なお、同システムは、(一財)日本気象協会が環境省から委託されて運用している。
情報源 |
環境省 報道発表資料
環境省花粉観測システム(愛称:はなこさん) |
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機関 | 環境省 |
分野 |
健康・化学物質 大気環境 |
キーワード | 環境省 | 観測 | 花粉 | はなこさん | 飛散 | 日本気象協会 |
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