環境省は、愛知県内では2件目となるヒアリ(Solenopsis invicta)確認情報を公表した。前回と同じ地域(中国・南沙)で荷詰めされ、香港の国際港を経由して名古屋港(飛島ふ頭)に陸揚げされた貨物コンテナの移送先(愛知県春日井市)で特定外来生物のヒアリが確認された。まず、平成29年7月6日に荷物に付着していたアリ(1頭)が捕獲され、同日、飛鳥ふ頭に戻されたコンテナの内部で8頭のアリが確認された。さらに、コンテナを留置していた倉庫内では死亡個体5頭、7日にもコンテナ内でも3頭のアリが回収された。同月10日、最初に回収されたアリ(1頭)がヒアリであることが同定され、確認地点では、目視調査が進められ、捕獲トラップとベイト剤を設置した。同省は、荷主や港湾管理者に調査協力等を依頼しつつ、周辺住民に対する注意喚起を行っている。なお、春日井市で荷出しされた荷物は、荷主により燻蒸後に全て廃棄処分されるという。
情報源 |
環境省 報道発表資料
愛知県 記者発表資料 春日井市 特定外来生物「ヒアリ」について |
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機関 | 環境省 愛知県 春日井市 飛島村 |
分野 |
自然環境 |
キーワード | 環境省 | 愛知県 | 外来生物法 | 特定外来生物 | 名古屋港 | ヒアリ | 春日井市 | 飛島村 |
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