環境省は、平成29年度「二国間クレジット制度(JCM)資金支援事業のうち設備補助事業(JICA等と連携する事業を含む)」の採択案件を決定した(二次公募における第1回採択)と発表した。同事業は、途上国において優れた低炭素技術を活用して温室効果ガス(GHG)を削減するとともに、測定・報告・検証(MRV)を行うことで、日本の貢献に応じてJCMクレジットの獲得を目指すもの。今回、同事業の執行団体である公益財団法人地球環境センター(GEC)が、平成29年9月4日から実施した二次公募における第1回採択分として、2件を選定した。1)(株)デンソー(パートナー国:インドネシア)、2)東京センチュリー(株)(同:インドネシア)。同省では今後、JCMの実施に向けた取組の一環として、これらの事業を進めていくという。