愛知県は、平成29年度におけるダイオキシン類の環境調査及び事業者による測定結果を公表した。このうち環境調査は、愛知県、ダイオキシン類対策特別措置法に基づく4政令市、13市町及び国土交通省中部地方整備局が実施したもの。大気環境(36地点)、水環境(公共用水域の水質(44地点)、底質(44地点)、地下水(15地点))及び土壌環境(16地点)について、公共用水域の水質2地点を除き環境基準を達成した。一方、事業者による測定では、報告のあった施設(排出ガス305施設、排出水24事業場、ばいじん及び燃え殻170施設)のうち、排出ガス3施設を除き、排出基準及び処理基準に適合していた。同県では、ダイオキシン類による汚染の状況を監視するため、引き続き環境調査等を実施していく。また、今後もダイオキシン類に係る事業場に対して立入検査を継続し、排出基準、処理基準などの遵守状況を把握するとともに、排出削減を指導していくという。
情報源 |
愛知県 記者発表資料
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機関 | 愛知県 |
分野 |
健康・化学物質 大気環境 水・土壌環境 |
キーワード | ダイオキシン | 大気 | 水質 | 公共用水域 | 地下水 | 底質 | 土壌 | 愛知県 | 環境調査 | ダイオキシン類対策特別措置法 |
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