神奈川県は、2017年度の大気環境、水環境の状況等に関する調査結果を公表した。同県では、国及び政令市と連携し、大気環境及び水環境の調査と、ダイオキシン類などの化学物質調査を行っている。2017年度の測定結果は以下のとおり。1)大気環境:二酸化窒素・浮遊粒子状物質(SPM)・二酸化硫黄(SO2)は全測定局で環境基準を達成した。微小粒子状物質(PM2.5)は有効測定局すべてで環境基準を達成した。2)有害大気汚染物質:環境基準がある4物質及び指針値が設定されている9物質は、全地点で環境基準・指針値を達成・満足した。3)公共用水域:健康項目の砒素が河川の2地点で火山地帯の自然的要因により環境基準を達成しなかった。また、生活環境項目のBOD及びCODの環境基準の達成率は全体で88.9%(河川(BOD)100%、湖沼(COD)80.0%、海域(COD)61.5%)となった。地下水の定点調査における環境基準の達成率は99.0%であった。4)ダイオキシン類:大気、公共用水域、土壌及び地下水について、全地点で環境基準を達成した。
情報源 |
神奈川県 記者発表資料
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機関 | 神奈川県 |
分野 |
健康・化学物質 水・土壌環境 |
キーワード | 化学物質 | ダイオキシン | BOD | 大気環境 | 公共用水域 | 水環境 | COD | 神奈川県 | 有害大気汚染物質 |
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