神奈川県は、令和元年度の大気環境、水域環境の状況等に関する調査結果を公表した。同県では、国及び政令市と連携し、大気環境及び水域環境の調査と、ダイオキシン類などの化学物質調査を行っている。令和元年度の測定結果は以下のとおり。1)大気環境の状況は、二酸化窒素(NO2)、浮遊粒子状物質(SPM)、微小粒子状物質(PM2.5)、二酸化硫黄(SO2)及び一酸化炭素(CO)は、全測定局で環境基準を達成したが、光化学オキシダント(Ox)は全地点で達成しなかった。2)有害大気汚染物質では、環境基準がある4物質及び指針値が設定されている9物質は、全地点で環境基準・指針値を達成・満足した。3)公共用水域では、健康項目の砒素が河川の2地点で火山地帯の自然的要因により環境基準を達成しなかった。また、生活環境項目のBOD及びCODの環境基準の達成率は全体で87.3%(河川(BOD)95.6%、湖沼(COD)80.0%、海域(COD)61.5%)となった。地下水の環境基準の達成率は98.9%であった。4)ダイオキシン類は、大気、公共用水域、土壌及び地下水について、全地点で環境基準を達成した。
情報源 |
神奈川県 記者発表資料
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機関 | 神奈川県 |
分野 |
大気環境 水・土壌環境 |
キーワード | 化学物質 | BOD | 大気環境 | 公共用水域 | 地下水 | COD | 神奈川県 | 有害大気汚染物質 | ダイオキシン類 | 水域環境 |
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