環境省は、JCM日本基金の承認プロジェクト(第3号案件)の概要を公表した。「JCM日本基金」は、アジア開発銀行(ADB)プロジェクトにおいてコスト面で採用が進んでいない低炭素技術の導入を促進するとともに、日本の温室効果ガス削減目標の達成に資することを目的・用途とする任意拠出金。今回、2015年のモルディブ国アッドゥ環礁、2017年のカンボジア王国バッタンバンの案件に続く第3号案件として、バングラデシュにおけるADBプロジェクトの一部が2018年7月31日に承認された。バングラデシュの南西部における送電網強化プロジェクトのうち、バリサル-ゴパルガンジ間における高温低弛度電線(HTLS電線)の導入においてJCM日本基金が活用される。想定される排出削減量は約23,000 tCO2/年で、同省とADBは、バングラデシュ政府と連携してJCMプロジェクト登録に向けた手続を進めていくという。
情報源 |
環境省 報道発表資料
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機関 | 環境省 |
分野 |
地球環境 環境総合 |
キーワード | 環境省 | カンボジア | バングラデシュ | モルディブ | ADB | JCM日本基金 | JCM/アジア開発銀行 | 高温低弛度電線 | HTLS電線 |
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