秋田県は、2017年度の地下水に係る水質測定結果を公表した。これは、県及び秋田市が、水質汚濁防止法に基づき実施しているもので、測定結果の概要は以下のとおり。1)概況調査(地域の全体的な地下水質の状況を把握する):40地区41地点で測定を行い、1地点で「ふっ素」が環境基準値を超過したが、他の40地点で環境基準を達成した。2)汚染井戸周辺地区調査(概況調査又は事業者からの報告等により新たに発見された汚染について、その範囲の確認や原因究明のための調査):1地区4地点で測定を行い、概況調査を行った地点で「ふっ素」が再び環境基準値を超過したが、その周辺では環境基準を達成しており、広範な汚染は認められなかった。3)継続監視調査(汚染が確認された地域で継続的に監視を行う):17地区29地点で測定を行い、11地区11地点で汚染物質が環境基準値を超過したが、他の18地点で環境基準を達成した。