気象庁は、「気候変動監視レポート2017」を公表した。同庁では、気候、海洋、大気環境の各分野の観測や監視、解析結果をとりまとめた「気候変動監視レポート」を毎年公表している。今回のレポートでは、トピックスと3つの章で構成され、各章テーマの最新情報を掲載しております。トピックスは、1)2017年8月の北・東日本太平洋側の不順な天候と沖縄・奄美の顕著な高温、2)黒潮の大蛇行が12年ぶりに発生、3)2017年の南極オゾンホールの年最大面積が29年ぶりに最小を記録、4)全球で海洋酸性化が進行、を掲載している。本レポートの全文は気象庁ホームページ上の「各種データ・資料」の「地球環境・海洋」から確認できる。