環境省は、平成29年度全国10地点における漂着ごみ調査等の結果を公表した。同省では、平成22年度から、海岸などにある漂着ごみ、海面に浮遊する漂流ごみ及び海底に堆積するごみ(海底ごみ)に関して、量や種類などの調査等(サンプル調査)を行っている。平成29年度調査では、1)漂着ごみ調査:海岸をモニタリング調査し、漂着ごみの量や種類、組成、ペットボトルの言語表記等の情報を収集・整理、2)漂流ごみ目視調査:沿岸海域及び沖合海域において、船上から海面上のごみを目視で確認し、海域別のごみの密度及び現存量を推定、3)海底ごみ調査:沿岸海域及び沖合海域において、底びき網により、海底ごみを採取・分類し、海域別のごみの密度を推定、4)マイクロプラスチック調査:①日本周辺海域等における分布状況、②マイクロプラスチックに吸着しているPCB等の有害化学物質の量を把握するための調査を実施、5)廃ポリタンク調査:北海道から沖縄県にわたる18都府県の海岸を実施。同省では、調査はサンプル調査であることから、特に漂着ごみ調査について、平成31年度からは都道府県等の協力を得て、調査地点を増加させ、さらなる実態把握に努める予定という。
情報源 |
環境省 報道発表資料
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機関 | 環境省 |
分野 |
ごみ・リサイクル 水・土壌環境 |
キーワード | 環境省 | PCB | 有害化学物質 | 海底ごみ | マイクロプラスチック | 漂着ごみ | 廃ポリタンク | モニタリング調査 | 漂着ごみ調査 | サンプル調査 |
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