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 沖縄県、令和元年度有機フッ素化合物環境中実態調査(夏季結果)を報告

発表日:2020.01.06


  沖縄県は、令和元年度有機フッ素化合物環境中実態調査の夏季結果を公表した。同県では平成28年度の全県的なペルフルオロオクタンスルホン酸(PFOS)等の調査結果を踏まえ、令和元年度は、米国環境保護庁が設定する飲料水に関する生涯健康勧告値(70ng/L)を超えたことがある1)普天間飛行場周辺9地点、2)比謝川周辺5地点、3)天願川4地点の計18地点で調査を実施した。また、新たな有機フッ素化合物(PFHxS)を調査項目に加えた。今回、夏季調査結果について、委託事業者より報告のあった令和元年度分の測定結果をとりまとめた。令和元年9月に採取した夏季18地点の水質調査では、14地点で米国環境保護庁が設定した飲料水に関する生涯健康勧告値を超過した。PFHxSは、1)が14~540ng/L、2)が410~890ng/L、3)が19~950ng/Lの濃度範囲で検出された。同県では、今後も引き続きモニタリングを行い、状況の把握に努めるという。

情報源 沖縄県 報道提供資料
機関 沖縄県
分野 地球環境
環境総合
キーワード PFOS | 飲料水 | 水質調査 | 沖縄県 | 有機フッ素化合物 | ペルフルオロオクタンスルホン酸 | PFHxS | 米国環境保護庁 | 生涯健康勧告値
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