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 丸紅グループ、100%子会社を活用して購入電力のCO2フリー化を推進

  丸紅(株)は、電力小売事業を行う100%子会社の丸紅新電力(株)を活用して、国内全単体事業所における購入電力を2021年度より実質CO2フリー化する。また、国内連結子会社のCO2フリー化も推進していく。丸紅グループは2000年に国内電気事業に参入し、国内で水力・風力・バイオマス・太陽光など25件の発電所を開発・運営するとともに、再生可能エネルギー由来を含む電力の卸売・小売事業を展開している（電力小売事業を行う丸紅新電力㈱の2018年度販売実績：約260万kW)。今回、丸紅グループが保有する発電所、卒FIT太陽光および公営水力発電所から再生可能エネルギーに由来する電力を調達することで、実質CO2フリー化を実現することに加え、これらの取組みを中心に2030年度までにグループ全体のGHG排出量を2018年度対比25%削減する（2018年度GHG排出量(CO2換算)1,035千トン）。また、丸紅グループは、グローバルに展開する再生可能エネルギー発電事業の拡大に加え、英国における電力卸売・小売事業やジャマイカにおける発電・送配電事業などでも、再生可能エネルギー由来の電力の普及を促進している。丸紅グループは、石炭火力発電事業の縮小や電源の多様化・低炭素化、再生可能エネルギー発電事業を推進することで、グローバルな電力事業のさらなる展開を図っていくという。